正規表現を使い,文字列のマッチング,切り出し,置換などが可能になります.
正規表現について,本ドキュメントでは触れません.
ここで解説する正規表現関数の実際の処理は
BREGEXP.DLL
の機能を使用して実現しています.
BREGMatch
BREGSplit
BREGSubst
BREGTrans
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int BREGMatch( |
| 機能 | 文字列targetの中に,正規表現patternにマッチする部分文字列がいくつあるかを調べ,その個数を返します. | ||||
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| 引数 |
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| 戻り値 |
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int BREGSplit( |
| 機能 | 指定された区切り文字列で文字列を分割し,分割した文字列を可変長配列にセットします. | ||||||
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| 引数 |
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| 戻り値 |
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| 説明 |
文字列targetを,patternに指定された正規表現にマッチする部分文字列で分割します. 分割されたそれぞれの部分文字列をdest配列にセットします. 関数はdest配列にセットした部分文字列の数を返します. |
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| 例1 |
string dst[];
int i;
int max = BREGSplit( "/-/", "03-2345-xxxx", dst );
//出力は...
//03(改行)
//2345(改行)
//xxxx(改行)
for( i = 0 ; i < max; i++ )
Talk( dst[i] + "\n" );
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string BREGSubst( |
| 機能 | 正規表現パターンにマッチする部分文字列を,他の文字列で置き換え,その結果を返します. | ||||
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| 引数 |
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| 戻り値 |
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| 例1 |
//出力は'X-X-Xxx'
Talk( BREGSubst( "s/[0-9]+/X/g", "0120-443-09xx" ) );
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string BREGTrans( |
| 機能 | 文字の置換を行ないます. | ||||
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| 引数 |
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| 戻り値 |
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| 説明 |
置換前の文字と置換後の文字の対応をpatternで指定し,それにしたがってtargetを処理します. BREGSubstと異なり,1文字単位で置換します. |
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| 例1 |
//出力は'abca-eed-ajxx'
Talk( BREGTrans( "tr/0-9/a-j/", "0120-443-09xx" ) );
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