システム標準コールバック関数

イベント発生時にシステムが呼び出すコールバック関数です.次に説明 するコールバック関数の中から,必要なイベントに対応した関数を選び, 綾織で定義してください.定義されない関数はコールバックされません.

cAppeared
cDisappeared
VisitorShutDown
VisitorStartUp

void cAppeared(
  string persona,
  int style )
[2.00以降]

機能 他のキャラクターが起動したときにコールバックされます.
引数
personaキャラクター型名
style起動スタイル
戻り値

なし

説明

他のキャラクターが起動する直前に呼び出されます.

キャラクター型名には,通常psnファイルのファイル名部分と同じ 文字列がセットされます(psnファイル名が'LF-HPX-01.psn'のとき, キャラクター型名は'LF-HPX-01'になります).

style引数には,キャラクターがどのように起動されたかを表す数値が セットされます.style引数の詳細は次のとおりです.

style
0通常キャラクター(インストールされたキャラクター)
1キャラデリキャラクター(キャラデリでやって来たキャラクター)
2訪問記事キャラクター(記事を持って訪問に来たキャラクター)

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void cDisappeared(
  string persona,
  int style )
[2.00以降]

機能 他のキャラクターが終了したときにコールバックされます.
引数
personaキャラクター型名
style起動スタイル
戻り値

なし

説明

他のキャラクターが終了したときにコールバックされます.

style引数についてはcAppearedを参照してください.

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string VisitorShutDown( )[2.00以降]

機能 キャラデリの送信先で起動したキャラクターが終了する際に呼び出さ れます.
引数

なし

戻り値
キャラデリ元に持ち帰るメッセージ
説明

キャラデリで送信され,送信先のデスクトップ上で動作しているキャ ラクターが終了する際に呼び出されます.従来のShutDownアクショ ンに相当しますが,戻り値でキャラデリ元に持ち帰る返信メッセー ジを指定する点が異なります.この返信メッセージは,キャラデリ を送信した(VisitToを実行した)キャラクターに,返信メッセージ として通知されます.返信メッセージはVisitToで指定 したコールバック関数を介して通知されます.

戻り値にNULLを指定した場合,""(長さ0の文字列)に変換されます.

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void VisitorStartUp(
  string from,
  string message )
[2.00以降]

機能 キャラデリで送信されたキャラクターが, 送信先で起動する時点で呼び出されます.
引数
from キャラデリ元キャラリナID
message キャラデリ元から預かったメッセージ
戻り値

なし

説明 キャラデリ機能で送信されたキャラクターが,送信先で起動する際に 呼び出されます.通常起動(スタートメニューからの起動,キャラク ターの切り替え,新規起動からの起動)したときのStartUpアクション に相当しますが,引数でメッセージを受け取る点が異なります. message引数には,キャラデリ元がキャラデリ送信時に与えたメッセー ジがセットされます.メッセージについてはVisitTo も 参照してください.
例1
//キャラデリ先で起動したときnormal.hp2を表示し,
//預かったメッセージを吹き出しに表示する例
void VisitorStartUp( string from , string msg ){
    LoadBitmap( "normal.hp2" );
    DisplayImage( 2 );
    
    Talk( "こんにちわ\n" );
    Talk( from + "さんからメッセージを預かってきました\n" );
    Talk( "メッセージは\n" );
    Talk( "「" + msg + "」\n" )
    Talk( "です." );
}
      
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