投稿時間:04/01/23(Fri) 17:21
投稿者名:en
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タイトル:Re^2: タイヤネコサンプルプログラムの質問
ご享受ありがとうございます。
> > 1.voidとは?
>
> まず,この行自体が行っていることは,「『void型のUpdateMin()』という
> 関数を定義している」です.
> 「ユーザ定義関数」を自分で定義して使うことができます.
>
> void型とは,「返り値のない」関数を表しており,UpdateMin()という
> 関数は,「呼ばれると中身の処理を行うが,それによってなんらの値も
> 返さないことを意味します.
> 例えば,
> action MinDrive@( Second() == 0 )
> {
> int i = UpdateMin();
> }
> のような記述は行えません.
>
> 綾織言語仕様にも下記の通り解説がありますが,
> http://www.praesens.co.jp/file/pdk/manual/index_c1.html#doc2_sect:mark3
>
正直、"action"と同列の扱いかと思っていたのですが、int等と同列の扱いなのですね。誤解していました。
>
>
> > 2.DM( 5,"xxxxx" )とは?
>
> これはユーザ定義関数で,私共がタイヤネコのサンプルを書いた時に,
> 任意に定義して使っている関数です.
>
> どういう関数かというと,デバッグメッセージを,デバッグの詳細さレベルに
> あわせて表示するための関数です.
> 一つめの引数の数字を,
> ・重要で頻度の低いデバッグメッセージなら: 10
> ・流れを理解するために頻繁に挿入するもの: 1
> ・その中間 : 2〜9
>
> といったように指定しておき,好きな文字列を第二引数に書いておきます.
>
> で,ソースをコンパイルする際に,
> Main.ayaの186行目から記述されている下記の関数の,10のところを
> 好きなデバッグレベルに変更することで,
> 簡単に「こまかいデバッグ用メッセージを表示する」←→
> 「リリース用にレベル10しか表示しないようにする」
> を切り替えられます.
>
> // デバッグメッセージ処理
> void DM( int lv, string str )
> {
> // ここの数字を変更することでデバッグメッセージを表示したり
> // 非表示にしたりできます
> if( lv >= 10 ) {
> SetTalkWaitMode( 1 );
> Talk( "\fc(ff0000)DM: " + str + "\_fc\n" );
> SetTalkWaitMode( 0 );
> }
> }
こちらも一歩理解が深まりました。
そうしますと、サンプルプログラムを例にするとデバッグ用に起動し、上記
ロジックの箇所でエラーが発生すると、キャラクターが「エラーメッセージ
の詳細をしゃべる」という理解で良いのですね。
使ってみて解らなかったらまた質問させて下さい。
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