出力関数

GetVoiceTagEnable
Message
MessageW
SetVoiceTagEnable
Sound
Talk
TalkW

boolean GetVoiceTagEnable( )

機能 \v制御文字を解析し音声を再生するかを返します.
引数

なし

戻り値
true\v制御文字を解析する
false\v制御文字を無視する
説明

\v制御文字を解析し音声を再生するときはtrueを返し, 無視するときはfalseを返します. 設定にはSetVoiceTagEnableを使用します.

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int Message(
  string str,
  int clfg )

機能文字列をメッセージウィンドウに表示します
引数
str 出力するメッセージ
clfg キャンセル許可フラグ
戻り値
0 キャンセルされた
1 最後まで出力した
説明

str引数で指定された文字列を,吹き出し(メッセージウィンドウ)に表示します. 吹き出しが消去状態の時は自動的に吹き出しを表示し,キャラクターが最小化されていた場合は自動的に復帰します.

cflg引数で文字列表示中のキャンセルを許可している場合,文字列を表示中にマウスを右クリックすることでMessage関数を終了します.

cflg
0キャンセルを許可しない
1キャンセルを許可する

str引数に下記の制御文字を使用することで,クリック待ちなどの制御が可能です.

(コード0x0a)一行改行
\n一行改行
\cクリック待ち(▼)
\pページ捲り(■.クリック待ち+画面クリアの効果)
\w1秒ウェイト(次文字表示までに1秒のウェイトを置く)
\sショートウェイト(次文字表示までに1/16秒のウェイトを置く)
\e吹き出し内の文字をクリアします.
\a(URL)文字列\_a クリッカブルURL指定. マウスで該当部分をクリックすることで指定したURLをブラウザで表示します. http://〜,mailto:〜に加え,persona://〜が使用可能になります.
persona://〜はローカルのキャラクターデータフォルダを指す.
\o(URL)その場でブラウザによって表示
\fb文字列\_fbフォントを太文字にします.
\fi文字列\_fiフォントを斜体にします.
\fu文字列\_fuフォントに下線を引く.
\fo文字列\_foフォントに取り消し線を引く.
\fc(色指定)文字列\_fcフォントの色を指定する(RGB指定)
\fs([フォントサイズ])[文字列]\_fsフォントサイズを変更[1.50]
1〜7での相対指定,あるいはポイント数での絶対指定が行えます.相対指定の場合は3がデフォルトのフォントサイズで, 数字が大きくなるほどフォントサイズは大きくなります. ポイント指定の場合はフォントのポイント数を書いた後に"pt"をつけてください.
\v([wavファイル名],[スキップフラグ])[文字列]\_v同期を取りつつ音声を再生する[1.50]
指定した文字列の表示開始と共に指定したファイルの再生を開始し,文字列を表示しきってもwavが再生されている間は次の文字列の表示を行いません. ただし,マウスクリックなどにより表示をスキップした場合はwavの再生を中止して,次の文字列を表示し始めます. また,このタグは入れ子にして指定することはできません.必ず単一の指定のみが可能です. スキップフラグが0の時は,文字列表示中にマウスクリックでスキップ処理がなされた時,指定文字列を全て表示後wavの再生が終了するまで待ちます. ここでもう一度マウスクリックを行うことで音声が停止し,次のメッセージを表示し始めます. スキップフラグに1を指定した場合は,スキップ処理が開始されると通常どおり\c\w等のタグが来るまで文字をスキップ表示します. また,スキップフラグを省略した場合は0を指定したものとみなされます.
\i([ファイル名],[透明化フラグ],[エフェクトフラグ]) 吹き出し上にhp2ファイルのグラフィックを表示を行う[1.50]
ファイル名に半角スペースを含む場合は""で括ってください. 透明化フラグは,0が背景色透明化無効,1が有効を表します. エフェクトフラグは,0で画像変更エフェクト無し,1で有りを 表します.これらのフラグは省略可能です.省略した場合は0 を指定したとみなします.
\\\\\記号そのもの
例1
\fbなどの継続タグは同一Message関数内でのみ有効です.Message/Talk関数を
抜けた時点で,これらの属性は全て解除されます.

cflgは,文字列表示中のキャンセルを許可するか(=1)否か(=0)を指定で
きます.これを許可した場合,文字列がメッセージウィンドウに表示されつつ
ある途中でマウスを右クリックすることにより,Message関数を抜けます.

最後まで表示したときの戻り値は1です.途中で抜けた場合は0になります.

int i = Message("それでは,これから説明をはじめます.最後まで聞いて",1);
if(i == 1)
    Talk("しっかり理解してください.\n");
else
    Talk("\eあっ,お話を最後まで聞いてください…\n");
  
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int MessageW(
  string winname,
  string str,
  int clfg )

機能処理対象のウィンドウを指定可能なMessage関数です
引数
winnameウィンドウ名(CreatePersonaWindow関数で作成したウインドウ名.""で標準のウインドウ)
strMessageを参照
clfgMessageを参照
戻り値
Messageを参照
説明
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void SetVoiceTagEnable(   boolean enable )

機能 \v制御文字を解析の可否を設定します.
引数
enable 解析の可否
戻り値

なし

説明

\v制御文字の解析の可否を設定します. 解析可能の場合は\v制御文字に指定された音声ファイルを再生します. 解析不可の場合は音声ファイルの再生を行いません. 現在の設定はGetVoiceTagEnableで取得できます.

enable
true\v制御文字を解析する
false\v制御文字を無視する

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void Sound(
  string fname,
  int syncflg )

機能 サウンドファイルを再生します. fnameはキャラクターデータフォルダからの相対パスで指定します.
引数
fname サウンドファイル名
syncflg 再生フラグ
戻り値

なし

説明

fname引数で指定されたサウンドファイルを再生します. 指定可能なサウンドファイルは(WAV,MP3,OGG)です. ファイルの内容をすべてメモリに読み込んで再生します.

syncflag引数には再生方法を指定します.

syncflag
0サウンド再生が終了するまで関数の中で待機します.
1サウンド再生を開始してすぐに関数を終了します.

例1
Sound("morning.wav",0);
Talk("この文章は,上の再生がすべて終ってから表示され始めます.\n");
Sound("evening.wav",1);
Talk("こちらは,音声再生と同時に表示され始ます.\n");
      
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void Talk(   string str )

機能 文字列をメッセージウィンドウに表示します.
引数
str 表示する文字列
戻り値

なし

説明

string型の文字列strを,吹き出し(メッセージウィンドウ)に表示します. Messageと異なり, 右クリックによるキャンセル機能がありません. str引数に使用できるは制御文字はMessageを参照してください.

URLには,http://〜,mailto:〜に加え,ローカルのキャラクターデータフォルダを指すpersona://〜を使用できます.

例1
Talk( "このように,\c" + itoa( Minute() ) + "+で文字列を結合"+ 
"しながら表示することが可能です.\n" );
string str = "あらかじめstring型変数に,\c制御文字を含めることも" +
"当然可能です.\n";
Talk( str );
Talk( "\a(http://www.praesens.co.jp/pws/)Chararinaのホームページ\_a" );
Talk( "\a(persona://doc.html)各datフォルダ内のドキュメント\_a" );
      
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void TalkW(
  string winname,
  string str )
[2.00以降]

機能処理対象のウィンドウを指定可能なTalk関数です.
引数
winnameウィンドウ名(CreatePersonaWindow関数で作成したウインドウ名.""で標準のウインドウ)
str Talkを参照
戻り値

なし

説明
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