ホーム > キャラクターを作ろう!! > キャラクターの作り方

■キャラクターの作り方
Chararina用のキャラクターを作るにあたっての具体的な解説


0:キャラクターメーカーとPDK、どちらで制作する?
キャラクターメーカーとPDKの比較表を下記に示します。まず、どちらのツールで制作するのか決めてみましょう。
キャラクターメーカー PDK
主な対象者 初心者 中級〜上級者
プログラミングができる人
台詞(テキスト)と音声の変更 可能 可能
画像の変更・差し替え 可能 可能
プログラミングの知識 不要
(マウス操作と台詞書き換えのみ)
必要
(C言語などの経験があるとよい)
キャラの動作パターンの変更 部分的に可能 全面的に可能
新機能の追加(拡張性) 不可能(低い) 可能(非常に高い)

それぞれの詳しい説明は下記のページを参照してください。
-> キャラクターメーカーの使い方
-> PDKの使い方



1:台詞と画像を用意する

はじめにやるべきことは、自分がどんなキャラクターを作りたいのか考えることです。喋り方や語尾を決め、画像(キャラクターの絵)を描いたり入手したりして、キャラクターの「素材」を揃えます。

画像データには、bmp形式かPNG形式のものが使えます。自分で描いたり、流用が許可されている画像素材を使うと良いでしょう。また音声データは、WAV形式(ADPCMやmp3エンコードのWAVファイルを含む)のものも利用できますが、ogg形式のものをお薦めします。オンラインソフトの編集・変換ツールなどを入手してきて作成しましょう。



2:素材を組み込んでいく

キャラクターメーカー、PDKのどちらで制作する場合にもサンプルが用意されていますので、始めのうちはこのサンプルを改変していくことでオリジナルにしていくのが良いでしょう。

台詞を自分のオリジナルキャラクターらしく書き換え、あらかじめ用意した画像や音声データを割り当てていきます。



3:テストとデバッグ

組み込みが終わったら、実際に動かしてみましょう。キャラクターメーカーの場合、メニューから[プロジェクト]-[テスト実行(T)]を選択することでいつでもテスト実行が可能です。

自分で実際に動かしてみると、台詞や画像指定の間違いが見つかったり、演出を直したい部分がみえてきます。それらの修正とテストを繰り返してキャラクターを仕上げていきます。



4:キャラクターインストーラの作成

キャラクターを自分のホームページなどで公開する際には、「キャラクターインストーラ形式」で配布するのが良いでしょう。これは拡張子が.exeの実行形式ファイルで、はじめてChararinaを導入する人でも、このファイルを実行すればキャラクターがインストールされ、必要ならばChararinaのダウンロードとインストールも同時に行います(まだChararinaがインストールされていない場合)。

キャラクターメーカーを使っている場合、メニューから[キャラクター]-[インストーラの作成]メニュー操作で一発で作成できます。PDKを使って制作している場合は、「キャラクターインストーラ作成ツール(chrinst.exe)」でインストーラを作成できます。



5:ホームページで公開&ライブラリに登録

キャラクターインストーラができたら、自分のホームページなどにアップロードしましょう。たくさんの人に使ってもらうことで、色々な感想や意見が聞けることでしょう。
自分のホームページに公開できたら、もっと沢山の人に知ってもらうために、キャラクターライブラリにキャラクターを登録して紹介しましょう。

-> 自作キャラクターの登録