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ブラウザ連携プラグイン for Chararina
取扱説明書
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1.はじめに
ブラウザ連携プラグインをダウンロードいただきありがとうございます.
ブラウザ連携プラグイン(以下本プラグイン)はホームページ上に特定のタ
グ(EMBEDタグ)を埋め込むことにより,ホームページを閲覧した際に特定の
キャラクターに対してメッセージをしゃべらせることができるようになるも
のです.
第2章にてキャラクターとの連携に用いるプラグイン関数,HTMLの実装方法
を,3, 4, 5章にて各種ファイルフォーマット,関数リファレンスを記述い
たしますので,本プラグインに対応したキャラクターを作成する方は参考に
してください.
2.チュートリアル
ブラウザからのメッセージを受け取るための最低限の手順を以下の2.1〜
2.2章で順をおって説明します.各データファイル,関数に関しての詳細は
3,4,5章に記述していますのでそちらを参考にしてください.
2.1 綾織側での準備
ブラウザからのメッセージを受け取るには,綾織側でブラウザからのメッ
セージを受け取るためのhttpserverプラグインを起動する必要があります.
以下にその方法を記述いたします.
1.プラグイン関数を使うために以下のプロトタイプ宣言行う
import int LF_HTTPSERVER_StartServer();
2.綾織プログラム中のStartUpアクション内にで上記プラグイン関数を呼
ぶ
action StartUp@( false )
{
//ブラウザからのメッセージ受け取り用サーバの起動
LF_HTTPSERVER_StartServer();
.
.(その他のStartUp処理)
.
}
3.ブラウザからのメッセージを受け取るためのコールバック関数の宣言
及びメッセージ表示処理
export void LF_HTTPSERVER_cMessageRequest( string options,
string data )
{
//data部にメッセージが入っているので,Talkで表示
Talk( data );
}
2.2 HTMLファイル側の準備
メッセージをキャラクターに送るために,ホームページ側ではキャラクター
をしゃべらせたいHTMLにEMBEDタグを埋め込む,メッセージを記述する.pmsg
ファイルを用意するの2点の準備が必要です.
1.以下のようなtest.pmsgファイルを作成してください.
ここではtest.pmsgファイルとしていますが,拡張子が.pmsgファイル
であればファイル名はお好きな名前を付けていいただいて結構です.
-------- test.pmsg (ここから) -----------------
[common]
'対象とするキャラクターのベンダコードを記述してください
'ここでは仮に絢夏のベンダーコードを記述しておきます.
PERSONA=LF-HPX-02
'openingセクション
[opening]
'contents=以下に実際にキャラクターに送りたいメッセージを記述してく
'ださい.
contents=
私のホームページにお越しいただきありがとうございます.
-------- test.pmsg (ここまで) -----------------
注意: 記述は全てShift-JISをご使用ください,EUC,JISコードは使
えませんのでご注意ください.
2.キャラクターにメッセージを送りたいHTMLファイルに以下のようなEMBEDタ
グを埋め込んでください.
上記記述中ののxxxxの部分にメッ
セージを記述した.pmsg拡張子を持つファイルを指定してください.